チョイ役の名演



明子の良縁を羨む近所の主婦役星清子さん
  明子婚礼の前日に母(澤村貞子)と近所に挨拶行く途中で出会い主婦役です。明子が良縁に恵まれたことを羨みまみます。
  星清子さんは、1926年(大正15年)5月16日に生れました。野村芳太郎監督の映画『女の一生』(1967年)のはま役や鰐淵晴子さん主演のテレビドラマ『風と樹と空と』で肉屋の女将さん役などで出演しています。また、『お嫁さん』の第2シリーズでは義父良作(佐野周二)の新聞社に息子とともに就職を頼みに来る母親役で出演していました。しかし、息子には一言も話させず、希望の職種なども母親一人で話し、義父の逆鱗に触れます。
明子の結婚相談にのる友人役の園江梨子さんと関みどりさん
  哲夫からの結婚の申込みをされた明子は、友人たちに相談します。喧々諤々と話し合いますが、結局積極的に哲夫についてもっと知ることが大事との結論になります。
  園江梨子さんは、映画『恋のメキシカンロック 恋と夢と冒険』(1967年)、『恐喝こそわが人生』『小さなスナック』(1968年)などに出演しています。
  関みどりさんは、テレビドラマ『少年ケニア』のケート役や『青い太陽』などに出演しています。私はテレビドラマ『これが青春だ』の第32話「只今特訓中」で合宿所の従業員の役が印象に残ります。
明子の突然の訪問でてんやわんやの和夫の友人役の長島寛さん
  奥村明子が哲夫や両親不在の清水家への突然の訪問して来ます。留守番役の次男英二(花木章吾)や三男和夫(小柳徹)はてんやわんやの大騒ぎとなります。その時に遊びに来ていた和夫の友人岩井役です。和夫とともに明子にお茶やお菓子で接待します。哲夫と明子の結婚式当日は、靴磨きと留守番役を引受けます。また、エレキ・ギターを買い和夫や友人たちの注目の的になります。
  長島寛さんは、テレビドラマ『続・風と樹と空と』や『レインボーマン』の北村刑事役などで出演しています。また、『お嫁さん 第5シリーズ』にも出演しています。
明子の友人役の吉村絵梨子さん・磯野のり子さん・吉田一恵さん
  突然、田園調布にある明子の新婚家庭を訪れる学生時代の友人たちの役(磯野のり子・吉村絵梨子・園絵梨子・吉田一恵)です。
  明子のお嫁さんぶりに感心して、洗濯に掃除に昼食の手伝いや義父貞三(松村達雄)の石磨きの手伝いと義母良江(高峰三枝子)のいない明子の家事を手伝います。さらに書類を忘れた哲夫のもとに明子が届ける時には留守番役まで引受けます。
英二の大学時代の友人さよ子役の金井由美さん
  英二(花木章吾)の大学時代の友人さよ子役です。英二は明子の母校の歳末助け合いクリスマスパーティーの券を捌くためにさよ子と久しぶり喫茶店で会い買ってもらうことにします。さよ子はその誘いに喜んで応じます。
  金井由美さんは、1945年(昭和20年)1月3日に福島県で生れました。1963年に高校卒業と同時に俳優座養成所の十五期生として入ります。映画出演は『艶説・明治邪教伝』(1968年)など二本のみ出演で、『銭形平次』や『おしどり右京捕物車 』など多くのテレビドラマで活躍します。第2シリーズでは良一(山本豊三)の同僚の妻役で出演していました。
清水家の酒屋の御用聞き役の北竜介さん
  明子の嫁ぎ先の清水家に出入りする酒屋の御用聞き役です。明子の祖父文平(笠智衆)が忙しく作る門松に見とれてしまい、文平の顰蹙(ひんしゅく)をかいます。
  北竜介さんは、渥美清さん主演の『男はつらいよ』シリーズや『喜劇 頑張らなくっちゃ!』(1971年)などに脇役として活躍しています。私はテレビドラマ『おれは男だ!』の第1話「ウーマン・パワーをやっつけろ!」で横田先生(牟田悌三)に碁の勝負で勝ち、上の天丼を蕎麦屋に注文する丸山先生役が印象に残ります。
和夫の大学の友人役の岡本信人さん
  和夫(小柳徹)の大学の友人役です。和夫は家族に誕生日パーテイーにガールフレンドを連れてくる約束をしますが、その相談相手となり自分の妹を推挙しまうが他の友人の反対にあいます。
  岡本信人さんは、1948年(昭和23年)1月2日に山口県岩国市で生まれました。中学二年生の時に劇団ひまわりに入団し、1962年にテレビドラマ『福沢諭吉』でデビューします。飄々とした少しコミカルさを感じさせる演技でテレビドラマ『マドモアゼル通り』『ありがとう』『肝っ玉かあさん』など多数の作品に出演しています。
和夫の幼馴染で、本屋の娘役の佐藤チカさん
  和夫(小柳徹)の近所の幼馴染で、本屋の娘役です。和夫は、誕生パーティーに誘いますが、仕事が忙しいと断られます。それを見ていた明子は、和夫がガ−ルフレンドを集めるのに苦労していることを感じ取ります。
  佐藤チカさんは、小林千登勢さん主演のテレビドラマ『日高川』などに出演しています。私は勝呂誉主演のテレビドラマ『何処へ』の第4話「お見合いはつらい」でラブレターをもらう高校生の桂ノリ子役が印象に残ります。また、第2シリーズでは金子孝子(呉恵美子)の同僚役で出演していました。
祖父文平の担当医者役の渡辺紀行さん
  祖父文平(笠智衆)が梯子から落ちて怪我をしますが、治療を兼ねて検査入院をすることになります。その担当医者役です。店から持ってこさせた弁当と酒は厳禁と文平に先制攻撃をかけます。
  渡辺紀行さんは、1934年(昭和9年)3月25日に山形県で生れます。1955年に大学を中退して新協劇団研究生となります。舞台俳優を勤めた後、1961年に山本薩夫監督の『松川事件』で映画デビューします。その後も映画『砂の器』(1974年)など多くの映画やテレビドラマに出演して活躍します。
哲夫の会社の大関部長の娘さん役の田中美恵子さん
  哲夫の会社の大関部長の娘さん役です。明子が日頃の感謝の気持ちでグループサウンドのレコードを贈ろうとしますが、潔癖症の哲夫は設計コンクール発表前を理由に止めさせます。しかし、和夫(小柳徹)は英二(花木章吾)に諭されて部長宅まで届けます。それが縁となり、娘さんとその友人とでジャズ喫茶や遊園地に付き合わされて、ヘトヘトになって帰ってきます。
  田中美恵子さんは、第4シリーズではお婿栄一の妹役で出演しています。
英二に縁談話を持ってくる浜田役の山吉鴻作さん
  義父(松村達雄)の会社の専務の知り合いで、英二(花木章吾)に縁談話を持ってくる浜田役です。お見合いの日取りも、話しを持ってきた二日後に決めて電話をしてきます。
  山吉鴻作さんは、小津安二郎監督の映画『東京暮色』(1957年)で銀行の重役の役や川頭義郎監督の映画『おしゃべりな真珠』(1965年)の新次郎役や野村芳太郎監督の映画『暖流』(1966年)で田所外科部長役などに出演しています。
英二の婚約者・山口のり子役の杉本マチ子さん
  英二(花木章吾)のお見合い相手で、婚約者の山口のり子役です。清水家を訪れて、アルバムを見て歓談したり、家族に挨拶します。
  杉本マチ子さんは、1948年(昭和23年)7月28日に東京都で生れました。1967年(昭和42年)に「’67ミス・エールフランス」に輝き、同年に「私を捨ないで」で歌手デビューし、『私は犬になりたい』でテレビデビューします。その後も映画『天使の誘惑』(1968年)やテレビドラマ『ワン・ツウ・アタック!』などに出演しています。