テレビドラマ『志都という女』は、1967年(昭和42年)11月13日〜12月29日の全35回(毎週月曜日〜金曜日:午後1時15分〜1時45分)をTBS系で放映されたモノクロ作品です。制作は日活株式会社とTBSです。原作・脚本は高橋玄洋さんです。監督は堀池清さん、内田一作さん、馬越安彦さん、音楽は池田正義さんで、主題歌は 徳永芽里さんが唄う「ただひたすらに」(作詞:高橋玄洋、作曲:池田正義)です。なお、提供は花王石鹸、ハウス食品、和光堂です。
  当ホームページで光と影の魔術師【照明技師安藤真之助氏とその作品】」題して照明技師安藤真之助氏の業績を紹介させて頂いていますが、『志都という女』の全35回の照明を安藤真之助氏が担当しています。
  広島県尾道を始めとして、生口島、向島、福山市、鞆の浦、仙酔島、北木島などでロケが行われており、物語の展開とともに歴史ある街並みや美しい瀬戸内海を堪能することができます。また、ドラマ放映当時の街の風景や世相など昭和40年代の空気を感じ取ることができるのも魅力です。

  広島県の尾道の瀬戸内海の風景を背景に、純愛に生きた女・志都(芦川いづみ)の姿を美しく描いた作品です。尾道の商家「丸中屋」に育った中河勉(川地民夫)は、大学受験に失敗し孤独感と疎外感に悩まされていた5年前に5歳上の志都という女性を知り、次第に惹かれていきます。しかし、勉の将来を案じる志都は勉の大学合格の知らせを聞き、「丸中屋」を出奔します。志都を愛するが故に追い求める勉、勉を愛するが故に避けていく志都。男たちに翻弄されて、朝陽の映える海に消えていくしか選択できなかった志都の薄幸の短い人生のを勉の回想で語られます。

  主演の太田志都役に芦川いづみさん、志都を慕う大学生の中河勉役に川地民夫さん、莫蓙卸「丸中屋」の主人で勉の父・清人役に竜崎一郎さ、その妻やす役に織賀邦江さん、東京の勉の叔父酒井亮一役に伊藤寿章さん、妻春江役に折原啓子さん、娘町子役に槙杏子さん、別れた志都の元夫の船員の高津勇冶役に深江章喜さん、蜂屋の結城久四郎役に舟橋元さん、岡崎屋の村上大八役に見明凡太朗さん、大八の妻・のぶ役に東恵美子さん、小説家の大内武夫役に弘松三郎さん、志都と同棲する益子雄二役に大塚国夫さん、元道和尚役に山田禅二さん、和尚の妻・すな役に田中筆子さん、その他に菅井一郎さん、初井言栄さん、小園蓉子さん、小谷野美智子さん、中曾根公子さんなどが出演しています。
(2016年5月 管理者「マヤの暦」)



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