【謹告】当HPは現在長期保守作業の為、原則非公開でダイジェスト版のみ公開です。


 
 最近、衛星放送の充実で懐かしい映画やテレビ番組が気軽に楽しめるようになりました。今、再びその番組を観てみるとその新鮮さに驚くとともに、リアルタイムで観たときには気づかなかった新しい発見も数多くあります。
 昭和40年10月に日本テレビ系で夏木陽介主演の「青春とはなんだ」が始まりました。好評を得て、竜雷太主演の「これが青春だ」「でっかい青春」へと引継がれます。一時、衰退を見せた時期もありましたが、昭和46年の森田健作主演の「おれは男だ!」で復活し、青春学園テレビドラマとしては完成度が高いと言われている村野武範主演の「飛び出せ!青春」が翌年放送されます。また、高校生の社会問題を正面から取上げた中山仁主演の異色青春学園ドラマ「泣くな青春」も印象的でした。その他にや石坂洋次郎原作で勝呂誉主演の「何処へ」や井上ひさし原作で森田健作主演の「青葉繁れる」は地味ですが、熱血先生や個性的な生徒が主役の青春学園テレビドラマとは違う味わいがあります。
 昭和40年代のテレビは、青春ドラマに限らずアニメーションでもメッセージ性が強く、それが青春学園テレビドラマではクサイと言われながらも多くの人々を魅了している点だと思います。様々な経験をした世代が、同じ時代をともに生きる親しさや可笑しさを共有して、理想を描けた時代であり、観る者もその理想に感動できた時代でもありました。
 また、昭和40年代のテレビドラマは、先生や生徒役の若くフレッシュでエネルギリシュな俳優さんと先生や父母役で戦前から映画で活躍したベテラン俳優さんの共演でもあります。世代の壁を越えて、1つのドラマの物語を展開していく面白さは、名脇役を抜かしては考えられません。また、出演当時は無名の俳優さんや新人も多く登場しています。
  昭和40年代の青春学園テレビドラマに出演している先生役、生徒役や名脇役の活躍や名場面を通して、ドラマの楽しさと時代を感じとって戴けばと思います。           (2002年10月管理者「マヤの暦」記)