テレビドラマ『ワン・ツウ・アタック!』は、東京オリンピックに東洋の魔女と呼ばれた日紡貝塚チームの一員として試合に参加した谷田絹子さんが、自身の選手時代の体験を中心に小泉しづおさんとの共著で発表した「栄光へのスパイク」のドラマ化です。1971年(昭和46年)4月3日〜6月26日に毎週土曜日の午後8時〜8時56分に東宝株式会社制作で、東京12チャンネル(現:テレビ東京)にて放映された全13話のバレーボールに青春を賭ける娘たちの青春を描いた作品です。

  物語は東都高校を卒業した愛称バンビこと伴久美子(大田黒久美さん)が、松岡監督にスカウトされてジャガー工業に入社しバレーボール部に入ります。背の低いハンデを克服しながらミュヘンオリンピックの栄冠を目指して、あらゆる努力を青春、家族や友情などを織り交ぜながら描いていくスポーツ根性ドラマです。

  主演の伴久美子役は、テレビドラマ『飛び出せ!青春』の生田みどり役で有名な大田黒久美さん、ジャガー工業チームの松岡弘太朗監督に竜崎勝さん、キャプテン早田絹代役に西恵子さん、先輩の浜口敬子役に岸ユキさん、ライバルチームの太洋紡の山内監督に杉江廣太郎さん、太洋紡に移籍する小宮正美役に皆川妙子さん、大西理加役に早乙女ゆうさんが演じています。また、伴久美子の母親役に水戸光子さん、ジャガー工業社長有島一郎さんなどのベテラン俳優さんが出演しています。音楽は『青春とはなんだ』などの青春学園テレビドラマで有名ないずみたくさんで、主題歌は「若い太陽」(作詞:伴田 充・作曲:いずみたく・唄:いぬいなおみ)です。脚本は石森史郎さん池田一朗さん、ナレーションは八代駿介さん納谷悟朗さんです。続編の『レッツ・ゴー ミュンヘン!』(1971年7月3日〜10月2日・全11話)も作製されました。
  再放送されることなく幻化したドラマですが、昭和40年代の世相や時代を映す鏡として当サイトを楽しんで戴ければ幸いです。
(2004年6月 管理者「マヤの暦」)